~いのちのいろ~

2013/05/28

久しぶりの更新になってしまいました。
前回の更新から今日にいたるまで、様々な事がありましたが、
報告できなかったのは2代目の小ささですね!
ごめんなさい。
さて、今夜は久しぶりに幼なじみ宅で食事をしてきました。
子どもたちと遊びながら元気をもらい、幼なじみには活力をいただきました!
ホットするひと時を仲間と過ごせるってイイですね!
幼なじみ宅で食事をするとマイペースな自分がでてきます。
今夜も気が付くと、幼なじみたちが話す横で僕はプロフェッショナルに夢中になってました。
途中から見始めたのですが、今回は志村ふくみさんが出演しておりました。
志村さんは大正13年生まれの女性です。
この時点で皆さん御幾つになるかごぞんじでしょう。
志村さんは、未だに「いのちのいろ」、「まだ見ぬいろ」を追い求めております。
「いのちのいろ」この言葉を聞いて
僕の中に静かに太いものが深く突き刺さってきました。
そして私はこう思いました。
私が志村さんの年齢に達した時に、まだ味を追求しているだろうか?
私がこれまで満足していたものが如何に小さなものだったか。
それに満足していた自分を見つめると、自分がとても小さく見えました。
※話しが、飛ぶように感じるかもしれませんが、それは私の文才の無さです。
志村さんの話に夢中になっていると幼なじみが聞いたことないことを言い始めます。(幼なじみは畳屋のせがれです)
会社を継ごうとした時に作った畳を出してきて、
これを見る度に過去の自分と成長している自分を見つめなおしているんだ!

彼は話します。
振り返り、成長を自分自身で確認し歩んでいる。
そんな彼を僕はかっこいいじゃん!と思いましたが、負けているとも感じました!何でそう思ったのかは今はわかりません!
私は彼が近くにいるおかげで、お前には負けないと必ず毎回思う、永遠のライバルってやつですね!
大好きななつなんです!
いいやつなんですよ!
話しが脱線しそうなので戻します。
志村さんの職種は染織家でもあり随筆家でもあります。
これまで継承されてきた伝統が急速に細くなっていくのを感じ、専門のアルシムラ(訓練校)を開校いたします。
以下はアルシムラより参照
志村ふくみ・志村洋子が創造した染織の世界を、芸術体験を通して学ぶ場として、2013年4月、京都・岡崎にアルスシムラは設立されます。
 アルスシムラの源流は、志村ふくみの母・小野豊にまでさかのぼります。小野豊は、柳宗悦の民藝運動、黒田辰秋・青田五良の上賀茂民藝協団、富本憲吉らと親交を結び、自ら理想的な教育を実践する場として「昭和学園」を設立いたしました。豊からの影響で染織の道に入ったふくみは、紬織を「工芸」から「芸術」へと昇華させ、独自の美の世界を創造しました。娘・洋子は母と同じ道に進みながらも、ゲーテやシュタイナーの思想と出会い、「都機工房」を設立後は、日本伝統の着物という枠を超えて、「色」という普遍的な美を目指すようになりました。
 アルスシムラの願いは「魂の教育」です。本来、芸術家とは、単なる自分の内面世界の表現者というだけでなく、自然の探求者としての側面をもっています。自然の不思議さに驚き、真理を追究しようとする姿勢は芸術家の特質です。アルスとは、もともとラテン語で「技術」「芸術」を表わします。授業では、染めたり織ったりの手仕事を通して物に触れ、物の命に近づく、驚きと憧れの体験を大事にしていきます。心が躍動する色彩体験は、芸術家としての魂を育てる最高教育です。学びの場は日本文化の中心地・京都にあります。そこでの染織体験を通して自然に目覚め、ひとりでも多くの方が自らの創造性を育てていかれることを願っています。
だいぶ長くなってしまいましたが、今夜は素晴らしい時間を仲間と共有できることができました!
みんなありがとう!

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