~仙台白菜餃子~

2011/12/09

蜂屋専務の宮城を思う熱い気持ちがつまった「仙台白菜餃子」
12月9日、10日と仙台市原の町のピボットさんで試食販売を行います。
以下は蜂谷専務のメールから抜粋しました。
8月からずっと、「松島白菜餃子」の開発に取り組ませて頂いております。
松島湾で大正時代に誕生した伝統品種「松島純2号白菜」を使用した餃子でございま
す。
明成高等学校(リエゾンキッチン)さんと、JA仙台松島支店、松島町をはじめとして
多くの方々のご協力を得、河北新報社さんにも取り上げて頂き、御蔭様で無事に販売
させて頂くことになりました。
この御縁を作ってくれたのは、食人での出会いによるもので、お馴染の綾小路佐藤香
代子さんです。
本当にありがとうございます!!
つきましては、佐藤香代子さん率いる「ピボット原の町店」さんにて
明日12月9日(金)、10日(土)の2日間、明成高校さんと共に松島白菜餃子の
試食販売をさせて頂きます。
是非ともお時間がございましたら、宜しくお願い致します。
ピボット原の町店様(http://www.jr-tss.co.jp/01.files/02haranomachi.shtml)
仙台市宮城野区五輪2-12-55
販売時間:10:00~17:00
12月9日(金)、10日(土)
「松島白菜餃子」試食販売会
また、
食人の流通、小売に関係している方々にもたくさんのご協力を頂くことが出来まし
た。
心より御礼申し上げます。
*清川屋パルコ仙台店様
(http://www.parco-sendai.com/page/shop/detail/?id=7244  )
 仙台市青葉区中央1-2-3
 TEL:022-774-8333
*仙台駅1F食材王国みやぎ様
(http://www.ekipara.com/html/Indication/ShopHtml/DI000SND_033.html)
 宮城県仙台市青葉区中央1-1-1
*伊達のいろり焼き 蔵の庄様 (http://www.kuranosho.jp/)
 宮城県仙台市青葉区中央1-8-38 AKビル4F
*リディアルクロワッサン(http://lideal.net/main/)のお店様でもお取り扱い頂
く予定。
 宮城県仙台市青葉区木町通1-6-24 TEL:022-211-9683 
何卒宜しくお願い申し上げます。
リエゾンキッチン 『みんなの白菜物語プロジェクト』について・・・
「リエゾンキッチン」とは、宮城県仙台市にある明成高等学校調理科と同校の卒業生
たちが、地域や企業、行政などと連携しながら進めている食育活動
(食環境デザインプロジェクト)のことです。リエゾンとは、「連携・つながる」を
意味する言葉です。未来の食文化の担い手を目指す若者たちが、
ふるさとを愛するたくさんのみなさんと共に、人と人、心と心、地域と地域、そし
て、人と地域と自然をつなぎながら、古き良き食文化を未来に生かして
いこうという取り組みです。活動の目的は、“みんなの気持ちをつないで、豊かな食
環境をつくること”、そして、“ふるさとの食文化を生かした、『新しい
ふるさとづくり』を進めていくこと”です。その活動のひとつが、2010 年3 月には
じまった、ふるさと「みやぎ」の百年白菜をテーマにした『みんなの白
菜物語プロジェクト』でした。
 ふるさと「みやぎ」の白菜の歴史を紐解きながら、ふるさとの「大切なこと」を未
来につないでいこうというこのプロジェクトは、2011 年3 月に発生した
東日本大震災後、宮城・東北・日本の復興を目指す取組として、さらに深化すること
となりました。
食べ物のありがたみ、そして地域(ふるさと)がいかに大切かを、私たちに改めて思
い知らせた今回の大震災。先人が苦労して築きあげてきたふるさとにある
大切なものをもう一度見つめ直すことが、震災後の新しいふるさとづくりにつながっ
ていく。そんな熱い思いもまた、このプロジェクトには込められているのです。
松島白菜 『ふるさと百年白菜の物語』について・・・
 日本の食卓でおなじみの白菜。実は、宮城県の松島がそのルーツだということをご
存じでしょうか? 白菜の種は、明治時代に中国から日本に持ち込まれたのです
が、その時代、日本で育てて採種した種からは、丸く結球する白菜が作れなかったそ
うです。当時の日本各地にはカブやコマツナ、ナタネ等、白菜と同じアブラナ科の
作物がたくさん栽培されていました。菜の花を咲かせるアブラナ科の植物は、同じ仲
間同士で交雑しやすく、純粋な種を採ることができなかったのです。
 大正時代に入って、宮城県内の研究者たちは、交雑を防ぐ方法として、松島湾に浮
かぶ島々での採種を思いつきました。この研究は見事に成功し、日本で初めて交雑が
少ない良質な種を採ることができたのです。品種の改良が進められて誕生した良質な
白菜の種は、宮城県内の産地に供給され、良質な白菜が多く生産されました。松島湾
で誕生した「松島白菜」は、大正末期から昭和初期にかけて東京や横浜等に「仙台白
菜」の名で出荷され、日本全国にその名をとどろかせました。この日本の白菜のルー
ツといえるのが、伝統品種の「松島純二号」です。
 この白菜の物語は、私たちのふるさと「みやぎ」の誇るべき食文化であり、これか
らも大切にしたい地域資源のひとつです。
そして、この『ふるさと百年白菜の物語』は、ふるさと「みやぎ」の、これまでとこ
れからの百年の「大切なこと」を私たちに優しく気づかせてくれます。
蜂屋食品からのメッセージ “蜂屋の恩返し”と復興への願い・・・
 私たちは、リエゾンキッチンが進める『みんなの白菜物語プロジェクト』の熱い思
いに強く共感し、地元松島の生産者と連携して生産した白菜、伝統品種である「松島
純二号」
を使って「はちやの松島白菜餃子」を作ることにしました。
当社の前身である「蜂屋商店」は、大正13 年(1924 年)に、宮城県の松島湾に面す
る塩竈市で創業しました。創業以来、地域のみなさんに育まれ、成長してきました。
その恩
返しの意味も込めて、『みんなの白菜物語プロジェクト』に関わっていきたいと考え
たのです。
 松島湾の浦戸諸島で大正13 年に誕生した伝統品種「松島純二号」は、復興のシン
ボルとしても注目が集まっています。奇しくも当社と同じ時代に同じ場所で誕生した
この白菜
を原料に、ふるさとの自然や風土、歴史や文化、人々の心はもちろん、復興への願い
にも思いをはせながら、従業員一同、心を込めて作りました。ぜひ、心でも味わって
いただければ幸いです。
 私たちは、「松島白菜餃子」を作ることを通して、浦戸諸島を含む松島湾地域、ふ
るさと「みやぎ」を少しでも元気にしたいと考えています。塩竈市にある餃子メー
カーとして、
これからも精一杯、ふるさとの復興のために頑張ってまいります!

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