~2011/03/11の浜寿司さん~

2012/03/13

この話は親方から先日聞いた話です。
2011年3月11日の14時46分は店におり、
昼飯にしようかと話していたところ地震がきました。
従業員、家族を車に乗せ小学校へ避難し、
その後は消防団員だった為に荒浜に戻ったそうです。
見回りを行い、海の異変に気づき車で消防の詰所へ戻り二階で待機していると、
黒い壁が見えたそうで、窓からは外におばあさんがいたようで必死に津波が来るから早くこっちに来いと訴えたようですが、二階からだと津波が見えるのですが、おばあちゃんからは見えなく訴えも虚しく目の前で津波にさらわれてしまったようです。
その後詰所で3日間過ごし救助され、救助された翌日からは消防団員として行方不明者の捜索を60日間行い現場というのを僕は見ておりませんが、想像をぜっするものがあったと思います。
60日間で体重は10キロ減ったそうです。
この間 親方は自分の店、自宅が跡形もなく無くなったのはわかっており、それでも行方不明者の捜索を行っておりました。
気が気でなかったと思います。
それでも行っておりました。
そんな親方がやっと自分の店を再建する気になったのです。
元の浜寿司の様なお店の創りは難しくても浜寿司には職人としての腕と技術があります。
そして味だけではなく親方の人柄もこの機会に多く方に知っていただきたいです。
明日で支援の受付を終了いたします。
みなさまからのご連絡お待ちしております。

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