池袋で催事中にお昼御飯といっても16時くらいの遅い昼食をとりに町をふらついているとスペイン料理のお店があり、薄暗い階段を地下へ降りて行くと見るからに怪しそうな方がいらっしゃい～と
うわぁ～
その方を見た瞬間僕はぼったくられるのではないかと不安になりましたが、チキンのステーキを注文し待っていると、震災後全く連絡の取れなかった友人から連絡が入りお店の方には申し訳ないと思いつつ店内で話してしまいました。
友人は無事だったのですが、両親、祖父母、会社、工場、自宅、車、何もかも失ってしまいました。ナント言葉をかけてやったら良いのかわからずに店内で20分程会話をしていると終わった頃に料理が運ばれてきました。
口に一口入れ噛みしめると不安が一瞬で飛んでいきました。
チキンにかかっていたソースも手作りなのがわかります。
追加でサラダを注文すると、
改めて感動しました。
ソースは全て手作りです。
池袋へ来て初日に大人の食べるオムライス屋さんへ行き、ソースから何から何まで手作りとウタッテいるのに目の前にトマトホールの缶が・・・
でしたが、
ついに本物に出会いました（＾－＾）
それからは連日お昼はバレンシアさんできめていました。
友人との会話がオーナーに聞こえていたのか、宮城県から来たのかぁ～と心配されワイン、コーヒーまでご馳走になってしましました。
奥さまは江戸っ子との事で本当にいろいろとご心配等していただきありがとうございました。
オーナーご夫妻、息子様には連日アンテナショップへ来て頂き感謝感謝でした。
ちなみに僕はコーヒーは苦手なのですが、バレンシアさんのコーヒーは今までに飲んだ事がない香りと苦みをもっていましてオーナーが毎年ハワイへ買い付けに行っているそうです。
人の温かさがこんな時だからこそ骨身にしみました。
心から感謝しております。
また池袋へ行った際は寄らせていただきます。
ありがとうございました。